シャネル【CHANEL】の買取について | かんてい局つくば
世界的に有名なラグジュアリーブランドは数多くあれど、特に女性からの高い支持を受けているブランドと言えば「シャネル」を思い浮かべる方は多いのではないのでしょうか?
ブランド創立者であるココ・シャネルの名前も多くの女性が知るところでしょう。シャネルは世界中の女性にとって永遠の憧れと言っても過言ではないでしょう。
ブランドの誕生から100年以上となるシャネルの人気は衰えるどころか勢いをますかのように、今もなお世界的大ブランドとして君臨しています。
世界中のセレブや有名人、モデルさんなどシャネルのご愛用者はたくさんおられます。
女性のあこがれ、ステータスとしてシャネルはぐんを抜いています!
今回はそのシャネルの歴史とその魅力を少しでもお伝えできればと思います(*^^*)♡
お店の場所はココ!↓
シャネルの歴史
シャネルのコスメの記事でもご紹介致しましたが、シャネルのはじまりはココ・シャネルという人物のはじまりであり、シャネルの魅力はココ・シャネルの魅力とも言えます。
まずはシャネルを築き上げたココ・シャネルの数奇な運命からお話ししていきます。
シャネルの創立者であるココ・シャネルは、1883年フランスのロワール地方で生活用品の行商を行う父と病弱な母のもと生まれました。
病弱な母が病に倒れると父はココたち子どもをリムーザン地方の修道院併設の孤児院に預けそのまま帰って来なくなってしまいました。ココは父に捨てられてしまったのです。
ココ・シャネルは幼少時代を孤児院や修道院で過ごす中で洋裁の技術を身につけたといいます。その後孤児院で一緒に過ごしたアドリアンヌと共にオーベルニュ地方で歌手として生活を始めます。
大人になった彼女は踊り子としてキャバレーで働くようになり、その美貌によって高い人気と知名度を得ていきます。実は「ココ」という名は愛称であり本名はガブリエル・シャネルと言います。
ガブリエルが歌うと「ココ!」と喝采を受けていたそうです。いまではココ・シャネルの呼び名の方がはるかに有名となっています。
ともに過ごしてきたアドリアンヌが結婚したのを機に、一人となってしまったココは客として出入りしていたバルザンの大邸宅へと転がり込みそのまま愛人として過ごします。
そこでバルザンの友人であった青年実業家のカペルと出会います。カペルと恋に落ちましたが、カペルは事業のために政略結婚を選択してしまいます。
そしてココはカペルの愛人となることを受け入れたのです。カペルとの愛を育みカペルの出資もあり1910年にカンボン通り21番地に帽子専門店である「シャネル・モード」を開業します。
(現在はカンボン通り31番に移転し本店となっています)彼女の作り出す帽子はシンプルでありながらデザイン性に溢れており、たちまち評判となり帽子だけでなく洋服へと事業拡大していきます。
1913年にはドーヴィルにモードブティックを開きます。母を早くに亡くし、父に捨てられ、愛人から愛人へと幸せを掴めないものの自身の店を出すことを成し遂げました。
裁縫や針仕事の習いは得ていたもののファッションに関しては独学、デザイン画も描けないところからのスタートでした。
美しいもの贅沢なものへの憧れと執着は貧しい生い立ちからの反骨精神とも言えます。悲しみと挫折を繰り返しますが屈せずに努力し事業は軌道に乗りはじめます。成功をつかみかけた矢先悲劇が訪れます。
なんとカペルが交通事故で亡くなってしまいます。ココはその悲しみをも仕事をすることで乗り越えていきます。次々に店舗を増やし1921年にはクチュールハウスをオープンさせます。
一代で「シャネル」という人気ブランドを築き上げ、時代を代表する伝説の女性デザイナー・起業家ココ・シャネルは今も世界中の女性からの支持を受けその魅力は数多くの書籍や映画でも描かれています。
今やシャネルを代表する香水でありココ・シャネルが初めて作った香水となる「オードゥパルファム№5」をはじめシャネルスーツやブラックドレスなど革新的なデザインを次々生み出し大成功をおさめます。
その成功にはもう一人の重要な人物の存在があります。手工業の限界から手を組むこととなったピエール・ヴェルタイマーとその一族です。
ピエールはフランス最大の香水・化粧品企業のオーナーであり資産、生産のノウハウ、流通網などを持っていました。シャネルはピエール・ヴェルタイマーの支援もあって香水会社の立ち上げとなりました。
しかしピエール・ヴェルタイマーが自身の会社の化粧品をシャネルブランドで販売し始めたことから軋轢が生じ、さらに第二次世界大戦の勃発により、シャネルパリのブティックの閉鎖へと追い込まれます。
戦乱の中でもココ・シャネルはパリにとどまり香水の販売を行っていました、一方ヴェルタイマーはアメリカに逃れてシャネルブランドの香水を販売しておりその事も2人の溝を深くすることとなりました。
和解するまでには長い時間がかかったそうです。戦乱ののちココは細々とシャネルのブランドを続け、亡命生活を送っていました。およそ15年にも及んだココとシャネルの空白と言われています。
その間、アメリカでシャネルのブランドを守り、販路拡大を行っていたのがヴェルタイマーです。ヴェルタイマーのおかげでシャネルブランドはアメリカでの大成功を成し遂げたのです。
時は1954年、すでに70歳を超えていたココですが表舞台にカムバックしました。アメリカで「シャネルルック」と呼ばれるファッションブームの後押もありヨーロッパにおいてもシャネルブランドの復活となりました。
のちにシャネルのアイコンともなっている「チェーンベルトバッグ」「バイカラーシューズ」などの名作が次々と生みだしたのです。
まさに激動の人生といえるココ・シャネル。87年の生涯は波瀾万丈、交友関係の華やかさや男性とのロマンスの裏には幾度もの困難と悲しみに、そしてファッションに満ちています。
ファッションによって人生を切り拓いたといっても過言ではなく、世界中の女性へ新しいライフスタイルを提案し導いてきた「20世紀を代表する女性」です。
ココ亡き後、ヴェルタイマー一族によってシャネルの経営は引き継がれますが、一時勢いをなくし「シャネルは死んだ」とも言われ低迷してしまいます。
アラン・ヴェルタイマーによってシャネルの魂が受け継がれていきます。天才デザイナーのカール・ラガーフィールドを迎え、カールがデザインを一手に引き受けることとなります。
カールの生み出すオートクチュールのシャネルスーツを、モナコ王妃やヨルダン王女など世界中の女性が憧れるセレブが着用することでその名はより広まり、価値が上がっていきました。
アランはカールに絶大な信頼をおいており、カールの挑戦的・革新的な取り組みも実践していきました。シャネルは死んだと言われた時代からいまのシャネルのゆるぎない地位を築くまでになりました。
カール・ラガーフィールドはモード界の皇帝と呼ばれる存在となりました。そしてブランド設立から100年以上経ったいまもなお女性の高い支持をもつ、永遠の憧れのブランドとして君臨し続けています。
数多く存在するブランドの中でも女性から熱狂的までなほど高い支持を得る理由として、創業者のココ・シャネルの数々の名言やその生き方、考え方に対する多くの女性からの支持であるとも言えます。
シャネルが長く愛されてきたこれまでの歴史は、ココ・シャネルが愛され続けてきた歴史ともいえます。ココ・シャネルの魅力はいまもなお多くの女性の胸に響いて虜にするのだと思います。
シャネルの特徴
シャネルはハイブランドとして世界中の女性から愛されています。日本でもコスメやチェーンバッグで有名です。また服飾だけでなくアクセサリーなどファッションアイテムを総合的に扱うブランドです。
創業当時よりシャネルにはメンズが存在しません。徹底してレディースにこだわり他のブランドとは一線を画す特徴とも言えます。一部メンズが存在しますがこれは女性から男性への贈り物として想定されたものです。
これは女性の服の解放というコンセプトを持っているからに他なりません。創業当時のヨーロッパではコルセットとバルーンスカートがスタンダードでした。
男性の理想を着せられていると言っても過言ではなく、女性に服装の自由がありませんでした。これを変えたのがシャネルの服だと言われております。
窮屈なコルセットからの解放、機能性に優れた女性が着やすい服をデザインし提供したのです。女性のための服を作るというコンセプトを貫いています。
またシャネルのコンセプトにはもうひとつ「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像」があります。喪服の色としてタブーとされていた「黒」をモードの最先端の色として取り入れたのです。
シャネルのコーポレートカラーとして、特別のこだわりを持ちシャネルの多くのアイテムで使われています。
かんてい局つくば店での買取実績のご紹介
★マトラッセ ラウンドファスナー長財布 カンボンライン
かんてい局つくば店 買取金額 ¥55,000-
※2020年9月21日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
★マトラッセチェーンショルダーバッグ/キャビアスキン/ブラック
かんてい局つくば店 買取金額 ¥300,000-
※2020年9月21日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
★チョコバーキルティングジャケットモチーフ/チェーンショルダーバッグ/A17540
かんてい局つくば店 買取金額 ¥130,000-
※2020年9月21日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
スタッフから最後に
シャネルのコスメの記事に続いて、今回はブランドとしてのシャネルの歴史をご紹介いたしました。深く魅力が詰まった「シャネル」とココの生涯はまだまだ語りきれません。
そして魅力的なシャネルのアイテムの数々もまたご紹介しきれないほどたくさんあります。またの機会にぜひご紹介させていただきますのでお楽しみに!
※つくば市時計修理店舗一覧